BRIDGEが支援しているブラジル南マットグロッソ州ギアロペス市の医学診断センターより、1月の活動報告が届きましたのでお知らせします。少し日が空いてしまい申し訳ありません。
ブラジルからの活動報告
日本では、2021年1月は緊急事態宣言がいくつかの地域で出され、コロナ感染の縮小化に向けて取り組んでいますが、こちらブラジルは1月30日現在感染者数が900万人を超え、22万人以上の方が死亡してる世界第3位の国です。
1月18日に16万回分のコロナワクチンが南マットグロッソ州(人口200万人)に届きました。医療従事者や老人ホーム関係者、インディオ村に住む人を優先しています。
今日までにギアロペス市(人口1万人)では優先者175名がコロナのワクチンを打ちました。
ギアロペス医学診断センターが医療支援しているニオアーキインディオ村(人口約1000名)でもワクチン接種が実施され、看護師の話では人口の約8割が接種を終えたそうです。現在コロナの感染患者はいません。
今月もニオアーキインディオ村から市のバンを利用して、ギアロペス医学診断センターに無料検査を受けにやってきました。
心電図検査7件、超音波検査35件、内視鏡検査5件行いました。
市の衛生局の指導により、内視鏡カメラを収納するケースを購入しました。
ブラジルのトイレ事情
ブラジルでは日本と違いトイレットペーパーをトイレに流すことが禁止されているため、備え付けのごみ箱に捨てるようになります。因みにトイレットペーパーは水に溶けません。リオオリンピックの時だけ水に溶けるトイレットペーパーを準備したそうです。また、ごみ箱も、ブラジル人はなぜか蓋を取り外すので、今回衛生面の為、ペダル付きごみ箱を購入しました。そして、下水溝の蓋をするようにと指導されましたので購入しました。
また、建物の害虫除去の消毒及び給水タンクの消毒を行いました。
BRIDGEからいただいた寄付が様々なところで役に立っております。心から感謝申し上げます。
ブラジルギアロペス医学診断センター
ジョゼアウメイダ代表より