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活動進捗リポート

ワクチンが進んできましたが、未だにコロナの収束の目処が立ちませんね。
最近スタッフと昨年挑戦したクラウドファンディングについて振り返る機会がありました。
その頃が丁度コロナ絶頂期で、毎年医療奉仕活動に行っていたブラジルに渡航が出来なくなり、それでも何とか継続した支援が出来ないかと考えて挑戦した活動がクラウドファンディングでした。

結果は皆さんのご協力のもと、沢山の支援金を頂いて現地ブラジルにコロナ対策の物資や診療所の環境を整える為に必要な医療器具をお届けする事が出来ました。現地からは本当に喜びの声が絶えませんでした。我々のこの医療支援活動を通して、皆さまと素晴らしい社会貢献で繋がっているんだな、と幸せな気持ちになりました。

またこの活動によって沢山のメディアからも注目をいただいて、テレビではNHK World / Side by Sideという海外向け番組から取材を受け、世界160ヶ国に我々BRIDGEの活動が放映されたのも記憶に新しいかと思います。BRIDGE創立者である菅沼成文教授もインタビューを受け、その思いを語らせていただきました。
(下記画像はSide by Sideより、インタビューを受ける菅沼成文教授)

コロナの状況が落ち着いたら、我々BRIDGEの医療支援チームは真っ先にブラジル現地へ、人々に医療を届けに行きたいと日々思っています。
(下記画像はSide by Sideより、2016年にブラジル南マットグロッソ連邦大学病院で手術を行う関博之理事長)

実際はその後、ブラジル現地のコロナの状況はどのようになっているんでしょうか。現地の声を聴いてみました。

ブラジルではコロナワクチンの普及は順調に進んでいます。しかし医療の現場は以前から変わらず同じ問題を抱えています。そしてそれは決して改善される事がありません。大きな原因は慢性的な医師不足で、内科の診療も保健所ではままならず、ましてや心臓科や神経科などといった専門医の医師に診察をしてもらうことはとても難しい状況です。施設の整った病院には遠すぎて行く事は出来ません。せめて医学診断センターで、そういった専門医の先生方に無料で診察してもらえる機会ができるよう、引き続き日本からの支援をお願い出来ればと思います。昨年クラウドファンディングで頂いたご寄付で、超音波や心電図そして内視鏡といった検査が必要な困った人達に対して行うことが出来ました。重症化する病気の早期発見により助けられた命がありました。助かるはずの命を確実に救える為に、今年も継続してご支援を頂ければ本当に心強く思います。どうぞ宜しくお願いいたします。

我々はBRIDGEの当初からのビジョン、必要な医療を必要な場所に届ける、医師の居ない現場に医師を置く、そういった地域の診療診断センターの普及を今後も全力でサポートし、支援をし続けたいと考えています。
助かる命がきちんと繋がっていく環境作りに貢献したい! 我々が高知から世界に医療を届けます。また引き続き皆さまの温かい応援とご支援を宜しくお願いします。

NHK World / Side by Sideの番組をご覧になられていない方は下記リンクよりどうぞご覧ください。


Side by Side

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/sidebyside/20201230/2037072/

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